うそでもいい うそでもつくりごとでも なんでもいい・・・だっちゃ!!!!!

9/19までに見た映画など
・ステーシーズ〜少女再殺歌劇〜(DVD)
・ドライヴ(blu-ray)

ステーシーズは2度見てからはBGMがわりとしても使ってます。鞘師さんのパートが特に好きですね。くどぅーはこれで4度目の舞台とのことでなかなか堂に入ってましたな。というか早口でよくまああれだけべらべらしゃべれるなと。個人的には鞘師さんのパートが一番盛り上がったので、最後の方はなんだか尻すぼみな印象がありました。歌はほんとにどれもいいです!多くの方が言われているようにサントラとして出して欲しいですね。
ドライヴはすでに劇場で3度見た作品。そのうち1度はシネマイクスピアリのレイトショーにて限定上映された爆音仕様でした。自分がこの映画を初めて見たときの感想は「なんだこのバタ臭いダサさはっ」といったものでした。もちろんいい意味で。キタノ映画を彷彿とさせる人も多いようですが、自分はこれ見てデ・パルマがすぐ浮かびました。監督が本作で最も撮り方の参考にしたのは、ケネス・アンガーのスコピオ・ライジングらしいですが、そこもそういうダサさと関係あるのかなと個人的には思ったり。それから、なによりこの映画に惚れたのは横顔がとってもよく撮れてるってこと!車を運転するシーンってどうしても横顔からのショットが多めになってしまいますが(正面から撮るとどうしてもガラス越しになってしまう他、機材を置く場所がないなど)その点をこの映画では非常によく活かしている。かのソフィア・コッポラ監督もサムウェアという作品で車の運転シーンを撮るに至ってとても苦労されたそうな。ちなみに、ポシイパモルさんがこの映画に対し、「久しぶりに横顔の美しい映画」とコメントされていて、そうっすよね!と完全同意してしまいました。あと、中華料理屋が出てくるんですが、映画におけるそういう舞台設定についていろいろ気になりますね。ベルトリッチの暗殺の森でも犯行前にいっしょに中華料理屋行きますし、なんかメタファーみたいなものがあるんでしょうか。店内の配色が赤色多めで血を連想させるみたいな。誰かレポートで調べてください。